どーもー!たけのこです!
今回は
一人暮らしの目安家賃の正しい決め方
について、お話していきます!
【こんな人におすすめ】
「部屋を探すときの家賃ってどんな目安で決めればいいの?」
「はじめての一人暮らし、自分がどのくらいの家賃を払えるのか分からない!」
「自分の生活費についてしっかり考えたい!」
【こんなことが分かります】
- 部屋を探すときの正しいめやす家賃の考え方
- 自分のお給料でどのくらいの家賃なら払えるのか
- 一人暮らしの生活の全体像
【 目次 】
01_目安家賃は「収入の3割」という定義について
まずはじめに、みなさん
「目安家賃」
と聞くと何か思い出す定義はありませんか?
そうそれは
『収入の3割が目安家賃となる』
という定義だと思います。
これは10年や20年も前から言われている定義です
その間、生活にかかる固定費にもさまざまな変化が生じております
例えば「携帯電話料金」「動画サイトなどのサブスクリプション料金」などですね
そうなってくると
「それでもその定義って今でもはたして正しいの?」
という疑問がでてきますよね
この疑問までしっかり解決していきますので
是非さいごまで読んでみてくださいね
順番にわかりやすく説明していくよー!
02_目安家賃に絶対の正解はない
まずはじめにお伝えしたいこと、それは
「目安家賃に絶対の正解はない」
ということです
これは前提として覚えておいてください
何故なら
- 「家賃は極力抑えたい!」という人もいれば
- 「多少高くても良い場所に住みたい!」
- 「広い部屋に住みたい!」
- 「狭くてもとにかく安ければいい!」
などなど…
とにかく
『家賃に対してどれくらいの価値を感じるのかは人それぞれ』
であるからです
「じゃあ目安家賃ってないの?」
いえ!ちゃんと正しい決め方があります。
それは
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分かりやすく説明していきますね
03_結論 目安家賃の公式は『手取り-生活費-雑費-毎月貯金額』
さっそく結論いっちゃいましょう!
とまぁ、これが結論!
順番に説明していきます!
04_生活費?雑費?毎月貯金額?
まずはじめに
「生活費?雑費?毎月貯金額?」
というかたの為に3つに分けてカンタンに説明していきますね♪
04_1. 生活費とは?
カンタンにいうと、生活費は5種類に分かれます
この
⑤雑費
これ次第で生活費は変わってきます
そしてこれは「その人次第で大きく変動」しますので一概にはいえません。
「じゃあ雑費を除くといくらくらいなの?」
一人暮らしであれば
だいたい『月6万円くらい』
と考えていいと思います
今回、生活費についての詳しい説明は省略しますので
気になる方下記記事もあわせて読んでくださいね
今回この記事での計算はこの『月6万円』で考えていきます
04_2. 雑費とは?
内容としては
飲み会・外食費・洋服・スーツ・クリーニング・保険・その他固定費 など・・・
になります
このような枠のなかで
「自分はどのくらい必要(or使いたい)のか」
を考えてみてください
前述のとおりこの雑費は「人によって全然違う」
そんな費用になります
ただ、色々と調査した結果
平均的には『月5万円くらい』
とされておりますので
今回はこの『月5万円』で考えていきます
ぶっちゃけ個人的には
「月5万って使いすぎじゃない?!」
と思ってますね笑 みんなすごいです!
04_3. 毎月貯金額とは?
これも人それぞれで考え方が違うと思います。
ただ、この記事の想定している読者層は
『はじめて一人暮らしをする20歳前後の男女』
なので、貯金額くらいならそう大差はないかと思ってます。
正直たけのこは20歳のときはまったく貯金出来ていませんでした(泣)
これも平均額を色々調べたところ
【一般的には手取りの20~25%が理想、最低10%は必要とされている】
そうです
例えば
手取り18万円の場合25%→毎月4.5万円10%→毎月1.8万円
ということになりますね
ちなみに平成30年の国税庁の調査によると
【20代の貯金額中央値は毎月5万円】
という調査結果のようです。
どう思います?これって普通なんですかね?笑
たけのこの感覚からすると「すげー!偉いなー」って感じですけれども…
とりあえず今回はこの中央値である『月5万円』で考えていきます。
05_なぜ「めやす賃料は収入の3割」という定義が△なのか
それでは本題に入っていきます
05_1. そもそも収入という定義があいまい
この定義でみんなが戸惑ってしまう理由!それは
収入って額面のこと?手取りのこと?
これが分からないですよね
「めやす賃料は収入の3割」という定義が△となる最も大きな要因はこれです
05_2. 額面で計算してみましょう
念のため例を出して計算してみましょう
24万の30%だと「7.2万円」がめやす賃料
でも実際は手取り19万くらいなので
手取り19万-生活費6万-雑費0円-毎月貯金5万-家賃7.2万
=残り8千円
どうですか?
月8千円で飲み会やお洋服、足りますか?
毎月の余裕資金が1万円未満というのは、なかなか厳しいです
すぐに貯金額を切り崩していくしかなくなってしまい
気が付けは全然貯金が出来ていなかったと(まさにたけのこパターン)なりかねません。
これをたけのこは
家賃ボンビー
と呼んでいます
このような状態は絶対に避けなければなりません。
よってこの「額面の3割」というのは論外となります。
『ということはこの定義、△じゃなくて×じゃない?笑』
それが、手取りからの計算だと少しマシになるんです
次の章をご覧ください
05_3. 手取りで計算してみましょう
こちらも例をもって計算してみましょう
19万の30%だと「5.7万円」がめやす賃料
手取り19万-生活費6万-雑費0円-毎月貯金5万-家賃5.7万
=残り2.3万円
いかがでしょうか?
まあ額面で計算するよりは余裕がありますよね
実際はこの計算よりも余計に費用がかかることが多いので
最低このくらいの余裕は必要だと思います
これまでの上記計算をみていただくとおり
雑費と貯金額次第で、結果が大きく変わってしまいますよね
恐らくこの【収入の3割説】が出始めたひとむかし前なら
「スマホ+ネット代」がなかったので、正しかったとは思います。
今は当たり前のように「スマホ+ネット代」は必要固定費ですから
いまでもこれが正しい「めやす賃料」といえるのか?
ちょっと微妙なところですよね(汗)
06_では結局、どうすれば正しい家賃目安を計算できるのか?
つまりは
はじめに「雑費と毎月貯金額」を決める!↓そのあとに家賃上限を決める!
これが理想です。
例をもって計算してみますね
イメージできましたか??
こんな明確に決められる人はいないかもしれませんが…笑
ただ、ざっくりとしたイメージを作るだけでも効果大だと思います
ぜひご自身にあてはめて計算してみてくださいね
07_毎月の雑費を予想できない人は?
そんな方もいると思います!(たけのこ自身、当時はそうでした…笑)
でも大丈夫!
そんな人のためにここではじめて出番となるのが
『めやす賃料は手取りの30%』
という定義です
注意点はとにかく
「収入(額面)の30%」では計算しないこと!
あくまで手取り30%で計算をすることを忘れないようにしてください。
まあそれでも、上記の計算のとおり
雑費次第ではマイナスとなってしまう計算となります
ので、それもご注意くださいね
この定義で家賃を決めてしまうと、安定して貯金していけなくなってしまう可能性はありますが
一人暮らしであれば大きく誤差は出ないので、この定義でも最悪OKという結論となります
08_もっとシビアに計算してもいい
なんどもしつこいですが
【現実はこの計算よりも出費は多くなる】
この事実を忘れないでください
そして、あくまで目安家賃であり、それより安い分には問題ありません
たけのこは不動産業者ですが
『最低限のニーズを満たしているのであれば、家賃は安ければ安い方がいい』
というのが、個人的な意見です
(選び始めるとなかなかそうもいかないのですが笑)
もちろん大家さんがお客様のときは
「相応の家賃で設定しましょう」と提案するときもありますが
今回はあくまでも「物件を選ぶ入居者側」に向けた記事なので、断言しちゃいます
不親切な不動産業者に当たってしまい
【家賃ボンビー】
になってしまわないようにご注意くださいね!
09_ 目安家賃の決め方「まとめ」
それではまとめです!
以上が「一人暮らしめやす家賃の正しい決め方」になります
ただ、冒頭にもお伝えしましたが
「家賃に正解はありません」
ですがあまりにも高い賃料でお部屋を決めてしまうのは危険です
再度お引越しする際にもあの「初期費用」「引越し費用」はかかってきてしまいますからね!
「一度決めたらそう簡単には引っ越せない」
ですし
「収入だってそう簡単には上がりません」
よね?
不動産屋が何言ってんだ!と言われると思いますが
家賃というのは「お金をどぶに捨てているようなもの」です
まぁこの価値観も人それぞれだとは思いますが(笑)
とにかくたけのこが伝えたいのは
どうか「家賃ボンビー」にだけはならないように
でも満足のいくお部屋を見つけてほしい!
これだけです
関連記事にも役立つあるものがあると思うので
見てみてくださいね~
ではまた!
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